2010年12月30日木曜日

『伊豆水軍』(永岡治):海賊の立場で見ると日本史は違って見えてくる

これは良書。伊豆の海賊達は日本史に結構重要な役割を果たしてきたのだ。伊豆に限定したことばかりではなく、瀬戸内海、熊野などの諸国の海賊達についての記述も豊富。おすすめ:


海賊達は「自由人」の象徴として描かれている。源氏以来の日本のノーソン支配階層は、戦争の時だけ海賊達を利用するが、戦争が終わると彼らへの圧迫をはじめる。これはいまでも続いているな。

3 コメント:

波勝大王 さんのコメント...

おいらの先妻は重須にあった長浜城の伊豆水郡の殿様の末裔でした
明治生まれの義母からは 子ども時代の優雅な暮らしを聞いていました
今でも重須のヨットだまりの上の小高い丘には城跡が残っています

波勝大王 さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
余丁町散人 さんのコメント...

おっ、そうですか。重須の長浜城のことについてもこの本に記載がありましたよ。戦国時代は、下田城、土肥髙谷城、八木沢丸山城と並んで重要な水軍の拠点だったようです。特に武田勝頼が駿河湾進出を狙い出してからは北条水軍の最重要基地と位置づけられて多数の安宅船を集結させたとのこと。いろいろ水軍武将の名前が載ってますので、面白いですよ。